ナチュラルパーミッション

Season 19の制限
【ナチュラルパーミッション】(植物族パーミ)
【デッキ解説・運用に際して】
このデッキの特徴はずばり「ゲーム序盤にデッキ内の大部分のモンスターカードを墓地に送ってしまう」という点です。【パーミッション】というデッキは、どれだけモンスターカードをドローしてしまうかという点でデッキのポテンシャルがどんどん失われていき、死期が迫ってくるものですが、このデッキにおいてはゲーム開始時点で4~6枚ほどデッキからモンスターカードを抜き取り墓地に送る事が可能で、その動作によってモンスターカードをドローする可能性が激減し、安定性がかなり増します。
これによって生まれる安定性を利用して【パーミッション】を展開していくのがこのデッキです。また、1ターンで展開される《椿姫ティタニアル》にもパーミッション的な要素があり、その攻撃性はかなり強いものです。
実際に使ってみると分かりますが、このデッキは”許可”するデッキはなく”脅迫”するデッキです。【パーミッション】と銘打ちながら、「さっさとゲームを終了させようぜ」という脅迫的な動作を見せます。《椿姫ティタニアル》を除去しなければ手詰まりになる=《椿姫ティタニアル》除去のために全力を尽くさなければならないと言う構図が1ターンで出来上がり、相手がそれに対応しようとするものを大量に伏せたカウンター罠で逐一潰し、即座に相手を追い詰めます。
【プレイング解説】
このデッキは攻撃性の非常に強い【パーミッション】です。相手依存になりがちな【パーミッション】というデッキタイプでありながら、圧倒的な攻撃性と安定性を武器に、ゲーム開始時から相手を追い詰めていきます。
まず、ゲーム開始時にこのデッキが行わなければいけない事が《ローンファイア・ブロッサム》の効果発動です。これには《椿姫ティタニアル》特殊召喚とデッキ圧縮の二つの意味合いがあり、どちらをとっても全く無駄のない動作です。《イービル・ソーン》を餌にした《超栄養太陽》から《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚するという無理やりな動作も安定性に一役買っているので、《ワン・フォー・ワン》や《超栄養太陽》を駆使してなんとしても《椿姫ティタニアル》特殊召喚まで繋げましょう。
手札によりますが、《ワン・フォー・ワン》から《イービル・ソーン》を特殊召喚し効果発動し2体の《イービル・ソーン》を展開、《ローンファイア・ブロッサム》を通常召喚し最終的に《ローンファイア・ブロッサム》2体と《椿姫ティタニアル》を並べるのがかつて最も強力なパターンで、次のターンに《ローンファイア・ブロッサム》から《ダンディライオン》を特殊召喚すればそのゲームはほぼ勝ちです。現在は制限になってしまったので出来ませんが・・また、2体の《イービル・ソーン》と《超栄養太陽》からの《椿姫ティタニアル》というのも鉄板です。
ともかくも、その動作は別として、1ターン目で可能な限りデッキからモンスターカードを抜き取り、かつ《椿姫ティタニアル》を特殊召喚しましょう。後は手札に残ったカウンター罠を伏せて相手を追い詰めましょう。
そして、このデッキが持つ最大の利点が「闇属性のモンスターが《イービル・ソーン》3体のみ」という点です。何が言いたいのかというと《ダーク・アームド・ドラゴン》を必ず特殊召喚できるという事で、《イービル・ソーン》がデッキの性質上真っ先に効果を発動するカードであり確実に3枚が墓地に送られるので、ドローさえすれば即座に《ダーク・アームド・ドラゴン》降臨となる点が非常に強いのです。《封印の黄金櫃》では必ず《ダーク・アームド・ドラゴン》を選択するように心がけましょう。
確実に《ダーク・アームド・ドラゴン》を特殊召喚できる【パーミッション】と書くと、それはそれは強いデッキであるように見えませんか?
《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》は少しばかり扱いづらいカードで、このデッキでは事故要因となる場合があります、しかしながら、それを補って余りあるほど強力で、デッキの性質上植物族モンスター5枚は確実に墓地に置かれるので、《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》はほぼ不死身であると共に、相手に4000以上の潜在ダメージを強要している事となります(相手が攻めきれずに、こちらの墓地の植物族モンスターを全て使用するほど《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》を蘇生した場合、それ以上のダメージが相手に飛びます)。
そもそも、このカードは【パーミッション】において何度も墓地から特殊召喚されるという時点でかなり強力で、不死身のアタッカーとして捉えるとその強さが良く分かります。大量のカウンター罠と《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》1体。これだけでもゲームに勝利できそうなほどです。《おろかな埋葬》や《天罰》、或いは通常召喚を駆使して必ず場に出しましょう。
また、《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》は《ポリノシス》や《椿姫ティタニアル》のコストとして利用する面で見てもかなり優秀で、そんな点も【パーミッション】としての要素を色濃くするために一役買っています。
【弱点・注意点など】
どう考えても【次元】と呼ばれるタイプの除外デッキが弱点です。墓地ソースが全く利用できなくなるとうのは、《ダーク・アームド・ドラゴン》《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》が死に札となると言う事で、辛うじて場に出した《椿姫ティタニアル》が除去されようものならもう目も当てられません。
また、《椿姫ティタニアル》だけがアタッカーとなるような場合も危険で、《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》が《D.D.クロウ》で除外された場合も厄介です。余裕があるならば《異次元からの埋葬》をデッキに投入しておきたいものです。
【新たなるパーミッションの可能性】
【パーミッション】といえばアルテミスに天使。かつてこれが普通でした。しかし、このデッキは植物族を中心とした完成度の高いパーミッションで、その実力も相当なものだと思います。【パーミッション】の新たな境地として育てていきたいと思います。